掛川市・近郊の空き家を売る・活用する方法
この記事の要点
- 袋井市・御前崎市・森町はそれぞれ独自の空き家バンクを運営しており、賃貸・売却物件を幅広く掲載している
- 御前崎市では耐震診断やリフォームへの補助金制度があり、購入後の費用負担を軽減できる
- 空き家バンクを利用する際は物件の建物状況調査と資金計画を事前に整えることが重要
- 森町の賃貸物件は月額3〜4万5千円台が中心で、農地付き物件など自然環境を活かした活用事例も増えている
- 購入後の維持管理には定期的な見回りや清掃が必要で、御前崎市ではシルバー人材センターの管理サービスも利用できる
袋井市・御前崎市・周智郡森町で空き家を探している方に向けて、各地域の空き家バンクの仕組みや購入の流れ、支援制度をわかりやすく解説します。「どこで物件を探せばよいか」「購入時に何を確認すべきか」といった疑問をお持ちの方は少なくありません。この記事では、各市町の空き家バンクの特徴から物件の種類・価格帯・リフォーム費用の目安、補助金や耐震診断といった支援制度まで、準備段階から購入後の維持管理まで一通りまとめています。
袋井市 空き家 / 御前崎市 空き家バンク / 周智郡森町 空き家とは、静岡県内の各自治体における、居住者がいない状態の住宅を指します。特に御前崎市空き家バンクは、これらの空き家情報を集約し、活用希望者へ提供する制度です。
袋井市の空き家情報

袋井市の空き家バンクは市公式サイトから物件を検索でき、補助金制度を活用すれば購入後のリフォーム費用も抑えられます。
袋井市の空き家バンクとは
袋井市の空き家バンクは、市内の空き家を売却・賃貸したいオーナーと、袋井市への移住・定住を希望する方をつなぐ行政サービスです。袋井市公式ウェブサイトから物件情報を閲覧でき、登録・利用ともに無料です。
利用の流れは、オーナー側と探す側で異なります。売りたい・貸したいオーナーは、市の窓口(定住促進課)に登録申請を行い、現地確認を経て物件が公開されます。物件を探す側は、サイト上の情報を確認し、気に入った物件があれば市を通じて所有者へ問い合わせます。直接オーナーへ連絡するのではなく、市が仲介役を担う仕組みなので、初めての方でも安心して使えます。
ただし、登録物件がすべて即入居できる状態とは限りません。築年数が古く、リフォームを前提とした物件も多く含まれています。内覧の際は、建物の傷み具合や設備の状態をしっかり確認しておきましょう。
袋井市の空き家物件一覧
袋井市の空き家バンクには、売却・賃貸の両タイプが登録されています。価格帯は数十万円台の低価格物件から1,000万円超の物件まで幅広く、農地や家庭菜園スペース付きの一戸建てが多い点が特徴です。自然環境が豊かな袋井市ならではの物件として、広い敷地で野菜を育てたい移住希望者から注目を集めています。賃貸物件は月額3万円台から5万円台前後の手頃な価格帯も確認できます。
物件情報は随時更新されるため、市のサイトを定期的にチェックすることをおすすめします。公開前の情報を得たい場合は、市の窓口に直接相談する方法も有効です。希望エリア・間取り・予算などを担当者に伝えておくと、条件に近い物件が登録された際に連絡をもらえるケースもあります。
袋井市の空き家の購入方法
袋井市の空き家バンクを通じた購入は、まず市のサイトで気になる物件を見つけ、定住促進課へ問い合わせフォームまたは電話で連絡するところから始まります。その後、市の担当者を通じて所有者との内覧日を調整し、現地を確認します。
内覧後に購入の意思が固まれば、所有者と直接交渉に進みます。この段階からは通常の不動産売買と同様で、売買契約の締結と所有権移転登記を当事者間で行います。空き家バンクはマッチングの場であり、契約手続き自体は当事者間で進める点を押さえておいてください。
注意したいのが、契約前の建物調査(インスペクション)を省略してしまうケースです。築年数の古い物件では、外観からは分からない雨漏りや白アリ被害が潜んでいることがあります。費用は5〜10万円程度ですが、後から発覚する修繕費と比べれば十分に見合う出費です。専門家による調査を必ず実施しましょう。
袋井市の空き家に関する支援制度
袋井市では、空き家の購入・活用を後押しする支援制度が設けられています。代表的なものが、空き家リフォームへの補助制度です。市内の空き家バンク登録物件を取得し、定住を目的としてリフォームを行う場合、工事費用の一部が補助されます。補助率や上限額は年度ごとに変わる場合があるため、申請前に市の窓口で最新情報を確認してください。
耐震診断・耐震補強工事への補助も別途用意されています。1981年以前に建築された旧耐震基準の建物は、現行基準を下回る耐震性能の可能性があります。診断の結果、耐震評点が一定水準を下回った場合は、補強工事費用の一部を補助してもらえます。こうした制度を組み合わせることで、購入者の初期負担を大幅に抑えられる可能性があります。
申請には期限や条件があります。物件の購入を決める前に市の担当窓口へ相談し、利用できる制度を事前に整理しておくことをおすすめします。
御前崎市の空き家バンク

御前崎市の空き家バンクでは100万円台からの物件が揃い、補助金制度を活用することで購入後のリフォーム費用を抑えられます。
御前崎市の空き家バンクの特徴
御前崎市の空き家バンクは、市の公式サイトや「全国版空き家・空き地バンク」で物件情報を公開しています。掲載物件の価格帯は100万円から1,500万円と幅広く、なかでも500万円以下の低価格帯が目立ちます。海沿いの立地や農地付き物件も登録されており、移住を検討している方だけでなく、週末拠点として購入したい方にも選ばれています。
御前崎市ならではの取り組みが、シルバー人材センターと連携した空き家見回りサービスです。所有者が遠方に住んでいて管理が難しい物件でも、定期的な見回りで状態を把握できるため、劣化を最小限に抑えられます。管理状態が良好な物件は、内覧後の条件交渉もスムーズに進みやすい点で有利です。
登録・閲覧はいずれも無料で、市の担当窓口に問い合わせると物件の詳細情報や現地案内の調整を依頼できます。情報が分かりづらいと感じたら、まず市役所の移住定住担当課に電話で相談するのが最短ルートです。
御前崎市の空き家物件の種類
御前崎市の空き家バンクに登録される物件は、「売却物件」と「賃貸物件」の2種類に大別されます。売却物件は100万円台の築古戸建てから、リフォーム済みで1,000万円超の物件まで混在しています。賃貸物件は月額3万円から4万5千円程度の価格帯が多く、まず住んでみてから購入を検討したい方に向いています。
物件を選ぶ際に見落とせないのが耐震性です。御前崎市は地震リスクが高い地域に位置するため、1981年以前の旧耐震基準で建てられた物件は耐震診断を受けることが推奨されています。診断評点が0.7未満の場合は補強工事が必要になるケースがあり、工事費用は規模によって数十万円から数百万円に及ぶこともあります。購入前に耐震診断の結果を確認し、補強費用も含めた総予算で判断してください。
農地付き物件や家庭菜園スペースのある物件も一定数登録されており、自給自足的な暮らしを求める移住者から注目されています。ただし農地の取得には農業委員会の許可が必要なため、購入前に取得条件を確認しておきましょう。
御前崎市での空き家購入の流れ
御前崎市で空き家を購入する際は、概ね以下の順序で進みます。まず市の空き家バンクサイトで物件を絞り込み、気になる物件について市担当窓口へ問い合わせます。次に現地内覧を行い、建物の状態や周辺環境を自分の目で確かめます。内覧後に売主と条件交渉を行い、合意に至れば不動産売買契約を締結します。
つまずきやすいのが「契約後の費用把握」です。物件価格のほかに、仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税が上限)、登記費用、固定資産税の日割り精算分などが加わります。500万円の物件でも、諸費用込みで60〜80万円程度の追加支出を見込んでおくと安心です。
購入後に空き家リフォームを行う場合は、市の補助金制度を事前に確認してください。申請のタイミングを誤ると補助対象外になることがあります。工事に着手する前に、必ず申請手続きを完了させておきましょう。
御前崎市の空き家活用事例
御前崎市では、空き家バンクを通じて取得した物件をゲストハウスや民泊施設に転用する事例が生まれています。海沿いという立地を活かし、サーファーや釣り客向けの宿泊施設として運営するケースは、地域の観光振興にも貢献しています。
別の活用例として、農地付き物件を取得して週末農業を楽しむセカンドハウス利用があります。都市部からの移住者がテレワーク拠点として使いながら家庭菜園を行うスタイルは、2026年現在も需要が続いています。
補助金制度と組み合わせた活用も広がっています。リフォーム補助金を活用して断熱改修や耐震補強を施し、長期賃貸物件として地域に提供するケースでは、自己負担を抑えながら安定した家賃収入を得られます。物件の状態と補助金の条件を照らし合わせながら、自分に合った活用方法を選ぶことが収益化への近道です。
周智郡森町の空き家情報

周智郡森町では空き家バンクを通じて月額3〜4.5万円の賃貸から低価格売却物件まで幅広く探せ、農地付き物件など自然豊かな暮らしを求める人に特に向いています。
森町の空き家バンクの概要
周智郡森町の空き家バンクは、森町役場の定住促進担当窓口が運営しています。登録物件は賃貸・売却の両方があり、賃貸は月額3万円〜4万5千円程度、売却物件は100万円台から500万円台が中心です。都市部と比べて手頃な価格帯が最大の特徴といえます。
森町は天竜川支流の太田川沿いに広がる緑豊かな地域で、農地や山林が隣接する物件も珍しくありません。家庭菜園や農業体験を希望する移住者からの問い合わせは増えており、農地付き物件の需要は年々高まっています。登録物件数は多くはないものの、役場が所有者と購入・賃借希望者の間に入ってマッチングを支援するため、個人で探すよりも確実に情報を得られます。まずは森町役場の定住促進担当に相談し、最新の登録物件リストを入手するところから始めましょう。
森町の空き家物件の探し方
森町の空き家を探すルートは、大きく「空き家バンク経由」と「民間不動産会社経由」の2つです。
空き家バンクは役場窓口への来庁のほか、森町の公式ウェブサイトや、大手不動産情報ポータルが運営する「全国版空き家・空き地バンク」からもアクセスできます。サイト上で森町を絞り込むと、写真・間取り・築年数・希望価格を一覧で確認できます。ただし、掲載情報の更新にタイムラグが生じることがあるため、気になる物件は早めに役場へ問い合わせることをおすすめします。
民間不動産会社経由の場合、掛川市や袋井市に拠点を置く会社が森町エリアを取り扱っているケースが多く、空き家バンク未登録の物件もカバーしているため選択肢が広がります。両ルートを並行して活用するのが、見逃しを防ぐ現実的な方法です。現地見学の際は、築年数だけでなく「前回の大規模修繕がいつか」「雨漏りの履歴があるか」を必ず確認してください。古民家は外観が良くても、屋根や基礎に問題を抱えているケースがあります。
森町の空き家の利活用方法
森町の空き家活用事例として注目されているのが、古民家を活かした民泊・ゲストハウスへの転用です。天竜浜名湖鉄道の沿線に位置することから、サイクリング客や鉄道ファンをターゲットにした宿泊施設として再生した事例があります。
農地付き物件では、就農希望者が住居と農地をセットで取得し、有機野菜の生産・直売を始めるケースも見られます。森町は温暖な気候でお茶の産地でもあるため、茶畑付き物件への関心も一定数あります。
空き家のリフォームでは、断熱改修・耐震補強・水回りの更新が主な工事内容です。築30年以上の木造住宅でこれらを一括施工すると、費用は200万〜500万円程度になることが多いです。森町では静岡県の補助制度を活用できる場合があるため、着工前に役場で補助対象工事の要件を確認しておくと、費用を抑えることにつながります。
森町での空き家購入のポイント
森町で空き家を購入する際に注意したいのが、「農業振興地域」や「農用地区域(青地)」に指定された農地が隣接・一体となっている物件です。こうした物件は農地法の制限により、購入後に自由に転用・売却できないケースがあります。契約前に森町役場の農業委員会へ確認することが不可欠です。
森町は中山間地域を含むため、急傾斜地崩壊危険区域や土砂災害警戒区域に指定されている物件も存在します。ハザードマップは役場窓口か森町公式サイトで確認でき、購入前に現地でロケーションを確かめることも忘れないでください。
空き家支援制度の面では、森町は静岡県の「空き家対策総合支援事業」の対象自治体です。耐震診断費用の一部補助や耐震改修工事への補助金が用意されており、1981年以前の旧耐震基準で建てられた物件を購入する場合は積極的に活用を検討してください。手続きは着工前の申請が原則で、工事が始まってからでは補助を受けられません。スケジュール管理には十分注意してください。
空き家バンクの活用法
空き家バンクは、袋井市・御前崎市・森町で物件を探す際に、自治体が仲介する安心感と低価格帯の物件情報を同時に得られる実用的な手段です。
空き家バンクのメリット
空き家バンクとは、空き家の所有者と購入・賃借希望者を自治体がマッチングする制度です。民間の不動産ポータルサイトには載らない物件が多く、地域密着型の情報を得られる点が最大の強みといえます。
御前崎市 空き家バンクでは、売却物件が100万円から1,500万円と価格帯が幅広く、低価格帯の物件が特に充実しています。周智郡森町の賃貸物件は月額3万円から4万5千円程度で掲載されており、都市部と比べて明らかに割安です。袋井市 空き家では農地付き物件や広い敷地を持つ物件も登録されており、自然環境を求めて移住を考えている方に向いています。
自治体が窓口になっているため、物件情報だけでなく補助金制度や支援策もセットで案内してもらえます。購入後のリフォーム費用や耐震補強に使える補助金も同時に確認できるので、トータルコストを把握しやすいのも利点です。
空き家バンク登録の流れ
空き家バンクの利用手順は、「物件を探す側(利用登録)」と「物件を提供する側(所有者登録)」の2つに大きく分かれます。ここでは購入・賃借を希望する方の流れを説明します。
まず、各市町の公式サイトまたは窓口で利用登録を行います。御前崎市や袋井市ではオンラインで物件を閲覧できますが、内覧の申し込みには窓口への来庁が必要なケースもあります。登録後は担当者から物件紹介を受け、現地見学のアポイントを取る流れです。気に入った物件があれば所有者と直接交渉に入りますが、この段階では自治体が仲介役を担うため、個人間交渉の不安が和らぎます。
契約は原則として宅地建物取引業者(不動産会社)を通じて行います。自治体はあくまでマッチングの場を提供するにとどまるため、売買契約・賃貸借契約の締結は別途、登録業者に依頼する必要があります。「自治体がすべて手続きしてくれる」と思い込んで手続きが滞るケースがあるので、この点は事前に押さえておきましょう。
空き家バンクを利用する際の注意点
空き家バンクの物件は築年数が古いものが多く、購入前の状態確認は欠かせません。御前崎市では耐震診断の評点が0.7未満の物件に補強工事が推奨されており、購入後に追加費用が発生することがあります。物件価格が安くても、耐震補強・屋根修繕・水回りのリフォームを合わせると総額が想定を大きく超えるケースも少なくありません。内覧時には建築士やホームインスペクターなど専門家の同行を検討してください。
掲載情報が最新でない場合もあります。登録から時間が経った物件は、すでに成約済みや取り下げ済みのこともあるため、問い合わせ前に担当窓口で現在の状況を確認しておくと安心です。
空き家リフォームへの補助金は、申請時期や予算枠に制限があります。御前崎市の補助制度は年度ごとに受付期間が定められているため、購入を決めてから慌てて申請しても間に合わないことがあります。物件探しの段階から補助金のスケジュールを確認し、逆算して動くのが賢明です。
空き家の購入に関する注意点
空き家購入では建物の状態・法的リスク・維持費用を事前に把握することが、後悔のない取引につながります。
空き家購入時のチェックポイント
空き家バンクで気になる物件を見つけたら、まず「建物の築年数と耐震性」を確認してください。1981年以前に建てられた物件は旧耐震基準で設計されており、現行基準を満たしていないものが少なくありません。御前崎市では耐震診断評点が0.7未満の物件に補強工事が推奨されています。購入前に耐震診断を受けておくと、補助金の対象になるかどうかも判断できます。
次に見ておきたいのが「雨漏りや床の腐食」です。長期間管理されていなかった空き家は、屋根や外壁の劣化が進んでいるケースが多く、内覧時に天井のシミや床のたわみが見られたら注意が必要です。一級建築士や建物調査士によるホームインスペクション(住宅診断)を依頼すると、費用は5〜10万円程度かかりますが、見落としがちな構造上の欠陥を事前に把握できます。
土地の権利関係も見逃せないポイントです。袋井市や森町の農地付き物件では、農地法の制限により農家以外は取得できないケースもあります。登記簿謄本で所有者を確認し、抵当権や差押えが残っていないかを必ずチェックしてください。物件の表面的な情報だけでなく、こうした法的な背景まで確認しておくことが、トラブル回避の第一歩です。
空き家のリフォームとその費用
空き家購入後のリフォーム費用は、物件の状態によって大きく変わります。壁紙の交換や床材の張り替えといった軽微な工事であれば50〜150万円程度で収まりますが、屋根・外壁の全面補修や水回り(キッチン・浴室・トイレ)の刷新が必要になると、300〜600万円以上になることも珍しくありません。
御前崎市では、空き家購入後のリフォームや耐震補強工事に対して補助金制度が設けられており、工事費用の一部を自治体が負担してくれます。補助率や上限額は年度によって変わるため、購入前に市の担当窓口へ直接確認することをおすすめします。袋井市でも空き家活用に関する支援制度が整備されており、リフォーム費用の補助を受けられる場合があります。
費用を抑えるには、工事の優先順位を決めることが効果的です。まず「住める状態にする最低限の工事」に絞り、水回りと断熱・耐震を優先して施工する方法が現実的です。内装の仕上げは後から段階的に行えば、初期の出費を抑えながら住み始めることができます。一括で全部やろうとすると予算オーバーになりがちなため、工務店と相談しながら工程を分けて計画するとよいでしょう。
空き家購入後の維持管理について
購入後の維持管理を軽く見ると、せっかくリフォームした建物が再び傷む原因になります。空き家だった期間が長い物件は、通気が悪く湿気がこもりやすい構造になっていることがあります。定期的な換気と除湿が、建物の寿命を延ばす基本です。
維持費用の目安として、固定資産税・都市計画税は物件の評価額によりますが、地方の古民家クラスで年間5〜15万円程度が一般的です。外壁塗装は10〜15年ごとに80〜150万円、屋根の補修も同様の周期で費用が発生します。購入時に長期修繕計画を立てておくと、急な出費に慌てずに済みます。
御前崎市ではシルバー人材センターと連携した空き家見回りサービスが提供されており、遠方に住んでいる間も定期的に建物の状態を確認してもらえます。森町や袋井市でも、地域の管理サービスや不動産会社による管理代行を活用することで、日常的な維持負担を軽減できます。購入後も「誰かに見てもらえる体制」を整えておくことが、建物の価値を守ることにつながります。
地域別空き家情報のまとめ
袋井市・御前崎市・周智郡森町はそれぞれ物件の特徴や支援制度が異なるため、地域ごとの情報を把握してから検討を始めることが近道です。
袋井市の空き家状況
袋井市では、市が運営する空き家バンクを通じて物件情報を公開しています。登録物件は戸建てが中心で、農地や家庭菜園スペース付きの物件への問い合わせが増えています。自然環境を活かした暮らしを求める移住希望者にとって、袋井市の空き家は魅力的な選択肢です。
価格帯は物件によって幅がありますが、築年数の古い物件では100万円台から探せるケースもあります。ただし、築40年以上の物件は耐震性能が現行基準を満たしていないことが多く、購入後にリフォームや耐震補強が必要になる場合があります。内装・設備の全面改修では200〜500万円程度を見込んでおくと現実的です。
空き家バンクへの登録・閲覧は無料で、市の窓口や公式ウェブサイトから問い合わせできます。物件見学の際は、雨漏りの痕跡や床の傾きなど、目視で確認できる劣化状況をチェックしておくと後のトラブルを防ぎやすくなります。移住者向けの補助金制度も設けられているため、購入前に市の担当窓口で最新の制度内容を確認しておきましょう。
御前崎市の空き家状況
御前崎市の空き家バンクには、売却物件・賃貸物件の両方が掲載されています。売却物件の価格帯は100万円から1,500万円程度と幅広く、低価格帯の物件も比較的多いため、初期投資を抑えたい方にも選択肢があります。
御前崎市の空き家を検討する際に見落としがちなのが、耐震診断の結果です。市内には耐震診断評点が0.7未満の物件も存在しており、そうした物件は購入後に耐震補強工事が推奨されます。御前崎市ではこの補強工事や空き家リフォームに対する補助金制度を設けており、費用の一部を補填できる場合があります。補助金の上限額や対象工事の条件は年度ごとに変わることがあるため、購入前に市役所の担当課へ直接確認することをおすすめします。
また、御前崎市ではシルバー人材センターと連携した空き家の見回りサービスも提供されています。遠方に住む所有者が管理に困っている物件が空き家バンクに登録されるケースもあり、購入者にとっては交渉しやすい状況が生まれることもあります。
周智郡森町の空き家状況
周智郡森町は、静岡県西部に位置する自然豊かな地域です。森町の空き家バンクに登録されている賃貸物件は月額3万円から4万5千円程度が中心で、都市部と比べて家賃負担を大幅に抑えられます。まず賃貸で暮らしてから購入を判断したい方にも、試しやすい環境が整っています。
登録物件は敷地が広く、庭や農地が付いているものが目立ちます。農業や家庭菜園に関心がある移住者にとって、土地の広さは大きな魅力です。一方で、農地付き物件は購入時に農地法の手続きが必要になるケースがあり、農業委員会への届け出や許可取得が求められる場合もあります。この点は見落とされやすい落とし穴のひとつです。
空き家の活用事例としては、古民家をカフェや宿泊施設に転用したケースも出てきており、地域おこしと組み合わせた活用が広がっています。移住・定住を支援する相談窓口が町役場に設置されているため、物件探しと並行して活用方法を相談しておくとスムーズに進められます。
まとめ
袋井市・御前崎市・周智郡森町は、それぞれ独自の空き家バンクと支援制度を用意しています。低価格帯の物件から農地付き物件まで、選択肢の幅は広いです。
購入前には耐震診断や建物状況調査を実施し、補助金制度も事前に確認しておきましょう。リフォーム費用も含めた総合的な資金計画を立てることが、後悔のない購入につながります。
空き家の情報収集や購入手続きで不明な点があれば、各市町の担当窓口や専門家への相談をおすすめします。物件探しや売却・活用方法についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
※掲載内容は執筆時点の情報です。最新情報は各自治体・関係機関の公式ホームページをご確認ください。
よくある質問
- 袋井市高尾の中古住宅は事業用として利用できますか?
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袋井市高尾エリアの中古住宅は、物件の用途地域や建物の状態によって事業用途への転用可否が異なります。購入前に袋井市の担当窓口や不動産会社に用途変更の可否と必要な手続きを確認することをおすすめします。リフォームが必要な場合は補助金制度の対象となるかも併せて確認しておくと安心です。
- 空き家バンクに登録されている物件はどこで確認できますか?
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袋井市・御前崎市・周智郡森町はそれぞれ各市町の公式ウェブサイトで空き家バンクの登録物件を公開しています。また、静岡県が運営していた「ふじのくに空き家バンク」は運用の見直しに伴い完全に終了しています。現在は、各市町の公式ウェブサイトに加えて、民間事業者が運営する「全国版空き家・空き地バンク(アットホームやLIFULL HOME'Sなど)」にて各自治体の物件情報が並行して公開されています。
- 御前崎市の空き家を購入する際に利用できる補助金はありますか?
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御前崎市では空き家購入後のリフォームや耐震補強工事に対する補助金制度を設けており、購入者の費用負担を軽減できます。耐震診断評点が0.7未満の物件は補強工事が推奨されており、補助金の対象となる場合があります。詳細な要件や申請方法は御前崎市の担当窓口に直接お問い合わせください。
- 森町の空き家バンクではどのような物件が掲載されていますか?
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周智郡森町の空き家バンクには賃貸物件と売却物件の両方が登録されており、月額3〜4万5千円台の賃貸物件や農地付き物件も見られます。自然環境を活かした家庭菜園や農業利用を希望する方にも選択肢が広がっています。物件情報は森町の公式ウェブサイトで随時更新されています。
- 空き家を購入する前に確認しておくべきポイントは何ですか?
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購入前には建物の耐震性・雨漏り・シロアリ被害などを確認する建物状況調査(インスペクション)の実施が重要です。あわせてリフォーム費用の見積もりや補助金制度の活用可否、固定資産税などの維持費も含めた総合的な資金計画を立てることをおすすめします。登記情報や境界確認など法的な確認事項も事前に整理しておくと安心です。
この記事の著者
中野 安親
代表取締役
静岡県中部エリア(藤枝市・焼津市・掛川市など)を中心に、地域密着の不動産サービスを展開する株式会社SPRING所属。
賃貸仲介から売買仲介、さらにはマンション経営オーナー向けの賃貸管理まで、住まいに関する幅広い領域を担当。
豊富な現場経験と、賃貸・売買の双方にまたがる深い専門知識を活かし、お客様一人ひとりのライフステージやニーズに寄り添った最適な住まい提案を行っている。